【ドラマの感想】二十五、二十一はVRドラマだった

おでんです。

Netflixで独身配信されている韓国ドラマ「二十五、二十一(原題:스물다섯 스물하나)」を観終わった。

 

客観的に言えば本当にただの青春ドラマ。

主人公ナ・ヒドの日記をヒドの娘がこっそり読むことでストーリーが展開されていく。

高校時代〜およそ10年間の様子を日記に沿って辿っていく。

 

このドラマには極端な悪役は出てこないし、誰かが命を落とすこともない。

なのに観た人の多くが鑑賞中に何度も涙を流し、観終わった後に心に大きな喪失感を抱く…

 

観終わった私もしばらく涙が止まらず、今もまだ少し心にポッカリと穴が空いてしまったようだ。なんでこんなに涙が止まらなかったのか、この涙はなんなのか。

 

思うにこれはVRドラマなんだと思う。

ドラマを通して自分がまるで主人公のヒドに(人によっては違う登場人物に)感情移入以上に入り込む、ドラマを観ているときはヒドになったような感覚で観てしまうからなのかなぁと思った。

 

だから最終的にヒドとイジンのお別れを観て、まるで自分が失恋したような感覚になって涙が止まらない。寝る前に観て、翌日1日仕事に身が入らない…

 

バーチャル失恋

今もなお失恋の傷が癒え切らない…

 

かなり衝撃の強いドラマを観てしまいました。

出演されているすべての俳優さんの素晴らしい演技のおかげです。

本当にありがとう(誰)

 

失恋の傷が完全に癒えた頃、また最初から見ようと思います。